Plus Orange の音楽日記

昔 バンドをやってました ( 85〜95まで )それ以後は細々と宅録の日々 ここは 個人的な音源置き場です

銀色の地下鉄 Plus Orange 1986

銀色の地下鉄  Plus Orange 1986

 


銀色の地下鉄 Plus Orange 1986

 

銀色の地下鉄     M&W シゲマツ

 

タイル張りの水槽へ

逃げ込むよう かけ下りて

街の騒音を 振り切って

 

銀色の地下鉄に乗り込んで

街の腹を震わせてかける

 

彼女の思い入れを乗せて

冷えたコンクリートを振り切って

銀色の鱗を光らせて

 

アスファルトを突き抜けて飛ぶ

浮かび上がる摩天楼へ 夜空へと

 

薄い雲のベールに包まれ

静かに微笑む月へと

 

銀色の地下鉄に乗り込んで

街を後に夜空へと飛ぶ

 

えんじ色のシートにもたれ

静かに揺られて  おやすみ

何も考えず おやすみ

 

 

かなり初期のバンド音源

確か モモンガスタジオで 録音したもの

Vo B が 私 シゲマツ G ミムラクン D タナカクン

 

 

 

 

把手のないドア   Plus Orange 2005

取っ手のないドア     Plus Orange 2005

 


取っ手のないドア Plus Orange 2005

 

把手のないドア 

 

四月に入ろうと 眠っていたんだよ

細い陽のあたる通り 子供が無邪気にかけていく

薄暗い階段 水道の漏れた音

 

暗闇にうごめく影 把手のないドア

 

軽業師が舞うよう 世界を飛び回る

炎の夜 黎明の忘却の旅へと

 

繋がりは 断たれ

 

鈍く記憶も失って 鈍く記憶も失っていく

音も明かりも 苦闘も休息もなく

老いていく自我

 

薄汚れたバスルーム 薄汚れたバスルーム

沈む 把手のないドア

 

暗闇にうごめく影

 

昔の曲を ちょっとやってみました

当時 録音して没にした Take の ベースだけ生かして

ドラム ギター ヴォーカルを録音

という訳で B は タナカクン

 

 

フェルネットブランカ

フェルネットブランカ 

 


フェルネットブランカ Plus Orange

 

 フェルネットブランカ   M&W N . Tai

 

さまよい歩こう  気を確かに持って

たとえ 王様に なれたとしても

心配事ばかりで やめたくなるよ

何も拠り所にするな 彼の言った通りだ

 

ライオンのまぼろしを乗せた 釣り船が

夜の街角を 今横切ってく

 

さまよい さまよう 気を失いながら

どうせ  天使に 抱きとめられても

気付いた時には 消えていないよ

何でも やってみりゃいいんだ あの娘の言った通りだ

 

ネオンの星々が描いた ぬり絵が

朝の 路地裏で もう ぼやけてる

 

これは 友人 Tai 君の曲

アレンジとオケ作りを頼まれたものです

 

 

 

 

 

夜のエレファント  Plus Orange 1997

夜のエレファント 1997.

 


夜のエレファント Plus Orange 1997

 

夜のエレファント 1997 .

 

夜がきて 歩いている

誰もいない さびれた夜の公園へと

 

誰も彼もが 両手にいっぱい 持ちきれなくて

それでも まだ足りなくて

山を 削りはじめる

 

不安な気持ちにつけ込まれて

何を信じ込まされて 生きているの

 

クジラの踊る声を聞いて

今日は  一日 過ごそう

抑圧された世界では 自分を壊し始める

 

約束された所は どこにもありはしない

孤独な気持ちは 誰かが 温めてくれるさ

 

誰もいない夜の さびれた公園で

ゾウは 声をあげて

声をあげて 鳴いてる

パオパオパオパオ 鳴いてる

滑り落ちて 泣いてる

 

 

 

可愛いカノン 1th Demo Plus Orange 1995

 

可愛いカノン      1th Demo  Plus Orange  1995

 


可愛いカノン 1th Demo Plus Orange 1995

 

可愛いカノン

 

部屋で ギターを弾いてると 音が大きすぎて

誰かが 泣き出しはじめて

アパートは 涙で溢れる

 

だから ツイードのコートを羽織って 出かけていこう

可愛い カノンを持って 外へ出かけよう

 

時にすなおなくらいに 驚きをとらえる

昨日と違う世界に 僕は 触れる

 

楽しく歌っていると 誰かが 耳をふさぎ

もがき苦しみはじめる らしいから 出かけよう

 

忘れずに カノンをつれて 外へ出かけていこう

初めて 僕らが触れる 驚きの世界

 

可愛いカノンはとらえてくれるよ

くだらないことも 美しいことも

 

可愛いカノン